2019冬・企画レッスン〜大書で書初め〜

埼玉県入間市の書道教室〜彩の森書道教室です。

早いもので1月も過ぎようとしています。子供達は、学校の書初めや各種書初め公募展etcの書初めシーズンが終了しました。皆さん、ホッと一息といったところですね。教室の生徒さん達も大活躍の各種書初め展、その記事はまた後ほど!

さて、当教室では不定期ですが、通常レッスンの中に様々な企画レッスン盛り込んで「書の楽しさ」を生徒さん達に伝えています。内容は、ほぼ私の思いつき?!ですが…(笑)ということで、2019・企画レッスン第一弾は「大書で書初め」を開催しました。本来、「書き初め」とは、年が明けて初めて書く書のことをいいます。もともとは宮中で行われていた儀式でしたが、江戸時代以降庶民にも広まった習慣で、元日の朝に初めて汲んだ水(若水)を神棚に供えておき、その水で墨をすり、その年の縁起のよい方角(恵方)に向かってめでたい詩歌を書いていたことが始まりとされます。年が明けて初めての….とは行きませんでしたが(汗)各クラス、全員が揃う日程での開催となりました。

今年のお題は「平成」4月30日で「平成」の時代が終わります。児童クラスの生徒さんは、もちろん全員が平成生まれ!(笑)平成の時代に生まれた子供達、自分達が生まれた時代を一つの書作品として形で残してほしくこのお題にしました。それなら…大きく力強くいってみよう!という事で、大きな紙に大きな筆で書くことに(笑)それは、筆と手〜体を一体にして線を表現するという勉強にもなりますし、大きな紙を前に一発書きするという緊張感の中で、集中力、度胸、勇気etcを鍛えるという点でも大きな効果が期待できます。楽しい!勉強!訓練!一石三鳥?です(笑)

では、さっそくいってみよう!事前に、各々半紙に「平成」という文字を書いて準備、それを見ながら、大きな紙にどう文字を配置するか?どんな大きさ、太さの線にするか、名前はどう入れるetcを、しっかりイメージします。

↑自分の身長より大きな紙を前にして、微動だりしない気合十分の幼年ちゃん!しっかり、イメージを描いていますよ。その姿は、実年齢よりも大きく頼もしく見えます。心の強さ、あっぱれです(拍手)皆んな、それぞれ、どんな作品を書きたいのか?真っ白な紙を前に完成した作品をしっかりイメージします。

しっかりイメージを描いたら、さあ〜筆を持ち、いざ一筆‼︎低学年には、私やお母様方がアシストします。みっ君、いくよ!!せえ〜のっ!!おりゃ〜!!

小学1年生のみっ君!小さな体で小さな手で、大きな筆を持ち、大きな紙に立ち向かいます。膝〜体が柔らかく、筆と体が一体となり、みっ君の体の中から湧き上がる気持ち、情熱を線を通して表現していますね。そのように表現、書いた線〜作品は、とても躍動感にあふれ、強いメッセージを放ちます。子供達には、上手な作品というより、見る側の心を動かす作品を書いてほしいと思っています。

↓名前筆に筆を持ち替え、名前を書きます。もちろん、立って書きます。その姿は、堂々とし自信に満ち溢れていて、小さなみっ君が、一回りもふた回りも大きなみっ君に見えます。「みっ君!!カッコいい〜!!」黄色い声援?が飛びます(笑)ホント、カッコよかったよ〜みっ君!!

↓書作品ですので、最後に印を押したいところですが、子供達は、さすがに落款印は持っていませんので、落款印がわりに手形を押すことにしました。「冷たい!気持ちいい!!」朱墨の感覚が心地良いみたいで、子供達の顔がパッと明るくなります。「気持ちいいでしょ〜!墨のお風呂に入りたいね〜」と言うと…「ええ〜!先生、それは汚れるからヤダ〜!!」と即答言われてしまいました(笑)

↓皆んな、とても生き生きとダイナミックな線〜作品を書いています。その姿からは「楽しい!!」という気持ちが溢れていて、見ている側もとても楽しく幸せな気持ちになります。普段の、時には厳しい?お稽古や、書初め展等の実力を競い合うコンクール等で、書くことが苦しくしんどくなることもあるかもしれません。でも、本来は書くことって、お習字ってとても楽しいものです。彩の森の皆んなは、書くことが大好きな生徒さんばかりですので、企画レッスン等を通し、本来の書の楽しさを改めて感じてほしいと思っています。

↓子供達が書き終わった後は、お母様方の出番です!!(笑)「さて、お母さん達、ジャンケンしてください」「えええええ〜!先生….我々はいいです、遠慮します(汗)」「ダメです!そうはいきませんわよ!!子供達が頑張っているのに、ママはできませんじゃ〜説得力ないでしょっ!母の偉大なる背中を見せる絶好の機会ですよ。さあさあ、つべこべ言わずにジャンケンポイ!!(笑)」お母様方も、キャーキャ〜ワチャワチャ言いながらも必死に?変な汗?を書きながら(笑)「大書で書初め」にチャレンジしてくださいました(拍手)幼い頃に、書を習っていたお母様方も多く、書き進めるうちに気持ち・筆がのり、立派な作品が完成!無事に?母の大きな背中を見せられました(笑)その後、感想をお聞きすると「とても大変で難しかった」「見ていると簡単に書けそうかなと思いましたが、やってみるととても難しかったです」「子供に太く書きなさい、こう書きなさい等、お家で言っていましたが、自分が思うように書けなくて、初めてお習字を書いてる時の子供の気持ちがわかりました」etcのお声が上がりました。「ですよね〜!そう、子供達、難しい事に一生懸命取り組んでいます。子供達の気持ちがわかると、お家での声かけの仕方が変わると思いますので、今日の経験をお母様方もいかしていただき、今後も引き続きサポートお願いします!(笑)」

子供達の感想は「大きな筆で大きな紙に書いてとても楽しかった」「難しかったけど楽しかった」「ドキドキしたけど楽しかった」「体で書いてる気がして楽しかった」「大きく書けて気持ちよかった」etc皆んな「楽しかった」「気持ちよかった」と一同に答えてくれました。そう!!書道って楽しい!!書くって、とってもとっても楽しいことなんですよ!!その気持ちを忘れずに、今後も普段のお稽古やコンクール等、頑張ってくださいね。お習字に限らず、何かを成す時、成そうとする時、目標を達成しようと頑張る時、目標・夢に向かってあらゆる困難に立ち向かう時、困難を乗り越えようともがく時etc、しんどいなあ、つらいなあ、苦しいなあ、悲しいなあetcと思うと、どんどん負の気持ちに引っ張られていき、ますます苦しくしんどく、つらくなってしまいます。どんな状況の中でも、自分の中に希望や光を見出し「自分なりに楽しむこと!!」これが一番大事かなと思っています。前向きな思考、勇気を持って、夢・目標に向かっていきましょうね!

2019・企画レッスン第一弾、これにて終了〜!彩の森書道教室では、通常レッスンの中に様々な書の企画レッスン(不定期)を盛り込んで、書の楽しさを伝えています。さて、次は何にしようかなあ〜!(笑)